2020年6月5日(金)|昔弾いたことある曲を、一緒に。
学校が分散登校なので金曜日に来ている彼女はとても人懐こい大阪っ子である。
ピアノも、わたしのことも好きでいてくれているようで、30分間ずっと楽しそうにしている。
年長さんのときに、誕生日に「自分が出来るようになったこと」を幼稚園で発表する、というイベントがあり、その年にはじめたピアノをパフォーマンスに選んだ。
『千と千尋の神隠し』のエンディング「いつも何度でも」を弾きたい、と言い出して、かなり頑張ってチャレンジした。最後の週には50回練習して(シールを50枚渡して、手書きの枠に貼っていくようにした)本番に臨んだ。
本番うまくいった?と訊いたら、「ちょっとミスをした」そうだが、いやいや、その努力が本当に素晴らしいと心から褒めまくった。本当にすごいよ。わたしも元気をもらった。あの時はありがとう。
そんな彼女が次に弾きたい曲が「アラジン」と「やさしさに包まれたなら」である。
「やさしさに包まれたなら」はわたしは小学生の時に、4つ下の従妹の発表会で連弾をしたことがあるな‥とその楽譜を探したら、あった。
十年以上も昔のアレンジ楽譜が今まだ出回っていることに感心して、それでもこの楽譜いい楽譜だったなと思って、使うことにした。
改めて弾いてみて、教える立場になってみると、Aメロが2回繰り返されるので、ワンフレーズ覚えたら一気にそこまで展開できるのか、と教えやすさを新たに実感している。
達成感もそれなりにあるらしい。
今度の発表会ではものすごく密だけど、彼女と、彼女の同い年の子とわたしで3人6手連弾をしたいと思っている。
楽譜はもちろんアレンジをするのだが、さてどうなることやら。
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