2020年6月14日|アンサンブルは意識で

アンサンブルが「合っている」という感覚って、もちろんアンサンブルしないとわからない。

だから日曜日のオカリナ教室では、『整理する』と表現して、アンサンブルを作っていく。

スコアを俯瞰して見ろ、なんて、音大生でも難しいことを、生徒さんに押し付けることなく、

それでも自分のスコアにおける役割(基本的にメロディラインなのか・伴奏なのか)、とか、誰を聴けばよいか、とか、今ちょうど音が混ざっている(ブレンドされている)とか、そういう自分の演奏にプラスアルファしたら、そのアンサンブルがぐっとよくなることを選んで言葉にしている。

今日のレッスンでは、Jackson5の「I want you back」の、5パート全員が違うことしているけれど、合ったらグルーヴが生まれる部分を重点的にレッスンした。

この人のここの部分と合ってるんですよ、みんなでここが合うんですよ、とアドバイスすると、本当にアンサンブルが生まれるから面白い。

いかに意識をもって、記憶力で臨めるか…ちょっとのことなのだが、大きな差が生まれる。

クレモナ音楽教室

大阪府 池田市にある、現役のプロフェッショナルのプレイヤーによる ピアノ・オカリナ・フルート・ファゴット・ホルンの音楽教室です。 「一生を通して、音楽を楽しむ方法」を一緒に学び育てていきます。 幼児から大人まで、幅広い年齢層の皆さんに、 「音楽を演奏するよろこび」を体感していただいております。 クラシックを基礎に様々な音楽ジャンルに対応できるような奏法や技術を指導しています。

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