2020年10月27日(火)|片手だけじゃ面白くない
今日の生徒さんの交換ノートのテーマは「今週読んだ良かった本」だった。
彼がおすすめしてくれたのは宮西達也さんの『トラネコとクロネコ』。
おすすめポイントもおしえてね、と言っていたら、
「トラネコとクロネコがかけっこをして、片方がコケちゃうんだけど、もう片方が助けに行くところが感動した」
と丁寧に教えてくれた。わたしは恥ずかしながらタイトルでググってしまったんだけれど、なるほど、トラネコとクロネコはお互いに自分の良いところ自慢をしまくっていて、終盤でそうなるみたいで、それにしても絵が面白いから、とか、猫が好きだから、ではなく、彼が内容についてしっかりと共感を持っていることに、すっかり感心してしまった。
彼は読書家なのでこのテーマは引き続き話を聞きたいなと思っている。
そんな彼はこの2か月間で右手も左手も8割方弾けるようになった『ルパン三世のテーマ』の後半を両手合わせて弾くのには反対みたいで、わたしは賛成だと言い続けている。前半はよくよく弾けているので、必ず弾けると思う。あ、そうか、右手と左手が助け合う、と教えればいいのかもしれないな。
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